前回のサッカーワールドカップである2022年カタール大会。日本代表は森保一監督のもと、ドイツとスペインを破る歴史的な戦いを見せ、グループEを首位で突破しました。あの大会に招集された日本代表メンバーは誰だったのか、背番号や当時の所属クラブ、ポジションをもう一度確認したい人も多いのではないでしょうか。
2026年10月時点で振り返ると、最終登録された26人には、三笘薫、堂安律、久保建英ら攻撃の中心選手に加え、長友佑都や吉田麻也ら経験豊富な選手も名を連ねていました。また、大会直前には中山雄太が負傷で離脱し、町野修斗が追加招集されるという変更もありました。日本サッカー協会(JFA)の公式記録をもとに、最終登録メンバーと大会の舞台裏を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 最終登録メンバー:2022年カタールW杯の日本代表は26人。中山雄太に代わり、町野修斗が背番号20で追加招集されました。
- 注目の背番号:三笘薫は9番、堂安律は8番、久保建英は11番、南野拓実は10番を着用しました。
- 大会成績:ドイツとスペインに2-1で勝利してグループEを首位通過。決勝トーナメント1回戦でクロアチアに敗れ、ベスト16で大会を終えました。
【完全一覧】前回ワールドカップ日本代表26人の背番号・ポジション・所属クラブ
2022年11月1日、森保一監督はカタールW杯に臨む日本代表26人を発表しました。その後、中山雄太の負傷離脱に伴って町野修斗が加わり、最終登録メンバーが確定しました。
以下は、JFAの大会公式ページに掲載された最終メンバーを、背番号順にポジションと当時の所属クラブとともにまとめた一覧です。所属先は2022年大会当時のものであり、2026年現在の所属クラブとは異なる場合があります。
| 背番号 | ポジション | 選手名 | 2022年大会当時の所属クラブ |
|---|---|---|---|
| 1 | GK | 川島永嗣 | RCストラスブール(フランス) |
| 2 | DF | 山根視来 | 川崎フロンターレ |
| 3 | DF | 谷口彰悟 | 川崎フロンターレ |
| 4 | DF | 板倉滉 | ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ) |
| 5 | DF | 長友佑都 | FC東京 |
| 6 | MF | 遠藤航 | VfBシュツットガルト(ドイツ) |
| 7 | MF | 柴崎岳 | CDレガネス(スペイン) |
| 8 | MF | 堂安律 | SCフライブルク(ドイツ) |
| 9 | MF | 三笘薫 | ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(イングランド) |
| 10 | MF | 南野拓実 | ASモナコ(フランス) |
| 11 | MF | 久保建英 | レアル・ソシエダ(スペイン) |
| 12 | GK | 権田修一 | 清水エスパルス |
| 13 | MF | 守田英正 | スポルティングCP(ポルトガル) |
| 14 | MF | 伊東純也 | スタッド・ランス(フランス) |
| 15 | MF | 鎌田大地 | アイントラハト・フランクフルト(ドイツ) |
| 16 | DF | 冨安健洋 | アーセナル(イングランド) |
| 17 | MF | 田中碧 | フォルトゥナ・デュッセルドルフ(ドイツ) |
| 18 | FW | 浅野拓磨 | VfLボーフム(ドイツ) |
| 19 | DF | 酒井宏樹 | 浦和レッズ |
| 20 | FW | 町野修斗 | 湘南ベルマーレ |
| 21 | FW | 上田綺世 | セルクル・ブルージュKSV(ベルギー) |
| 22 | DF | 吉田麻也 | シャルケ04(ドイツ) |
| 23 | GK | シュミット・ダニエル | シント=トロイデンVV(ベルギー) |
| 24 | MF | 相馬勇紀 | 名古屋グランパス |
| 25 | FW | 前田大然 | セルティック(スコットランド) |
| 26 | DF | 伊藤洋輝 | VfBシュツットガルト(ドイツ) |
出典:日本サッカー協会「FIFAワールドカップカタール2022 SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー」「招集メンバー」。ポジションは選手の主な役割に基づく分類です。
登録ポジションを大きく分けると、GKが3人、DFが8人、MFが11人、FWが4人という構成です。複数のポジションをこなせる選手もおり、表の分類は実際の試合での起用位置を固定するものではありません。
背番号で特に覚えておきたいのは、攻撃陣の8番・堂安律、9番・三笘薫、10番・南野拓実、11番・久保建英です。背番号だけで先発や主力の序列が決まるわけではなく、実際の起用は相手や試合展開によって変わりました。
【登録変更の真相】中山雄太の負傷離脱と町野修斗の追加招集
2022年大会のメンバーを振り返る際、混同しやすいのが、11月1日の当初発表と、その後に確定した最終登録メンバーの違いです。当初の26人には中山雄太が含まれていましたが、負傷によって大会参加を断念。11月8日、JFAは町野修斗を代わりに招集すると正式に発表しました。
JFAの選手変更発表では、中山の不参加理由は負傷とされ、FIFAの大会関連資料では腱の負傷として説明されています。中山は当時、イングランドのハダースフィールド・タウンFCに所属していました。離脱は大会直前の大きな変更となり、登録メンバーの顔ぶれにも影響しました。
代わって選ばれた町野は、当時の湘南ベルマーレ所属のFWです。2022年7月のEAFF E-1サッカー選手権で代表デビューを果たし、香港戦で2得点、韓国戦で1得点を記録。国内組を中心とした大会で結果を残したことも、本大会メンバー入りにつながる背景でした。
町野の背番号は中山が当初予定していた20番を引き継ぐ形になりました。したがって、最終登録26人の一覧を確認するときは、中山と町野を同時に数えず、中山が離脱し、町野が登録されたという経緯を押さえる必要があります。
この変更は単なる選手名の差し替えではありません。W杯では登録人数に上限があり、負傷による離脱が起きれば、監督は選手のコンディションだけでなく、ポジションのバランスや戦術的な選択肢も考慮してメンバーを調整することになります。町野の追加招集は、国内リーグや代表活動での実績が大舞台への道につながった例でもあります。
【森保一監督の選考】海外組と国内組をどう組み合わせたのか
森保一監督が発表した2022年W杯のメンバーには、欧州クラブでプレーする選手が数多く含まれていました。FIFAは大会前の代表発表に際し、日本代表に海外リーグ所属の選手が20人選ばれたことを紹介しています。欧州の高い競争環境で日常的にプレーする選手たちを、代表チームの戦力として組み合わせた構成でした。
一方で、長友佑都、吉田麻也、川島永嗣といった経験豊富な選手も選出されています。長友と川島は4大会連続のW杯出場となり、若手・中堅選手とベテランが同じチームに入る形になりました。経験のある選手を残しながら、個々の特徴を生かす編成だったことが分かります。
ポジション別に見ると、GKには川島、権田修一、シュミット・ダニエルの3人を配置。DFには吉田、板倉、冨安らセンターバックを担える選手と、長友、酒井宏樹、山根らサイドでプレーできる選手がそろいました。MFには遠藤航や守田英正のように守備とボール奪取を担う選手に加え、鎌田大地、堂安、三笘、久保ら攻撃を組み立てたり、局面を打開したりできる選手が並びました。
この顔ぶれの特徴は、特定のスター選手だけに攻撃を依存しない点です。ドイツ戦では後半から入った堂安と浅野が得点を決め、スペイン戦でも堂安が途中出場から同点ゴールを挙げました。選手個人の能力に加え、途中交代で試合の流れを変えられる選手層が、結果を左右した要素の一つでした。
もちろん、招集された26人全員が同じ出場機会を得たわけではありません。大会では相手の特徴、選手の状態、試合中のスコアに応じた起用が必要です。メンバー表を読むときは、名前や所属クラブだけでなく、守備の安定、試合途中の変化、複数ポジションへの対応力にも注目すると、選考の意図が見えやすくなります。
【ドイツ戦・コスタリカ戦・スペイン戦】日本代表の成績を振り返る
日本が入ったグループEには、ドイツ、コスタリカ、スペインがいました。JFAの大会記録によると、日本はグループステージを2勝1敗、勝ち点6で終え、首位で決勝トーナメント進出を決めています。
初戦のドイツ戦は2022年11月23日。前半にイルカイ・ギュンドアンのPKで先制を許しましたが、後半75分に堂安律、83分に浅野拓磨が得点し、2-1で逆転勝利を収めました。交代で入った2人がゴールを決めたことは、当時の日本代表の戦い方を象徴する場面となりました。
続く11月27日のコスタリカ戦は0-1で敗戦。守備を固めた相手を崩し切れず、81分に失点しました。ドイツ戦の勝利で高まった期待に対して厳しい結果となりましたが、グループ突破の可能性は最終戦に残されました。
12月1日のスペイン戦では、前半11分にアルバロ・モラタに先制点を許します。しかし、後半48分に堂安が同点ゴールを決め、51分には田中碧が追加点。日本は再び2-1の逆転勝利を収め、グループ首位での突破を決めました。スペイン戦の勝利は、ドイツ戦に続いて優勝経験国を破る結果となりました。
決勝トーナメント1回戦ではクロアチアと対戦。1-1で延長戦を終えたものの、PK戦で1-3と敗れ、ベスト16で大会を終えました。日本は初のベスト8進出には届きませんでしたが、グループステージでドイツとスペインを破った実績は、2022年大会を振り返るうえで欠かせません。
ここで押さえたいのは、ドイツ戦とスペイン戦の勝利だけでなく、コスタリカ戦の敗戦も含めた3試合の流れです。強豪相手に勝てたことだけを切り取ると、日本代表の戦いを正確に捉えられません。グループステージでは相手の戦術に応じた対応が求められ、最終的には勝ち点の積み上げが突破を決めました。
【2026年の現在】三笘薫・堂安律・久保建英らはどう変わった?
2022年の日本代表メンバーを2026年の視点から見直すと、当時の所属クラブや背番号が、その後のキャリアを考える手掛かりになります。ただし、W杯の登録一覧はあくまで当時の記録であり、現在の所属クラブや代表での立場を示すものではありません。
三笘薫は2022年大会当時、イングランドのブライトンに所属していました。2026年10月時点でもブライトンでプレーしており、クラブでの経験を重ねてきました。2022年のW杯では途中出場から攻撃の局面を変える役割を担い、ドイツ戦では堂安の同点ゴールにつながる突破を見せています。
堂安律は2022年大会時点ではSCフライブルク所属でした。その後はドイツ国内でキャリアを進め、2026年時点ではアイントラハト・フランクフルトに所属しています。ドイツ戦とスペイン戦で得点を決めたことからも分かるように、堂安は途中出場から試合の流れを変える選手として存在感を発揮しました。
久保建英は2022年当時からレアル・ソシエダに所属し、2026年時点も同クラブでプレーしています。大会ではドイツ戦とスペイン戦で先発出場を経験するなど、攻撃の選択肢として起用されました。久保のように、狭いスペースでボールを扱い、味方との連係からチャンスを作る選手は、対戦相手によって役割が変わる存在です。
また、町野修斗は2022年大会で追加招集を受けた選手ですが、2026年のFIFAワールドカップ日本代表登録メンバーにも名を連ねました。2022年当時は湘南ベルマーレ所属だった町野が、その後も代表選手として歩みを続けたことは、追加招集という経緯だけでは語り尽くせないキャリアの変化です。
2022年のメンバーを調べる際に注意したいのは、検索結果に表示される現在の所属クラブと、W杯当時の所属先を混同しないことです。例えば、堂安の2022年当時の所属はフライブルクですが、2026年時点の所属はフランクフルトです。選手の経歴を正確に追うには、大会当時の公式メンバー表と、その後のクラブ発表や大会登録記録を分けて確認する必要があります。
【プロの結論】2022年日本代表メンバーを正しく読み解く3つのポイント
2022年カタールW杯の日本代表メンバーを理解するうえで、特に重要なのは次の3点です。
- 最終登録メンバーと当初発表を区別する:中山雄太は当初発表に含まれていましたが、負傷離脱によって町野修斗が追加招集されました。最終的な26人を調べる場合は、変更後の一覧を確認する必要があります。
- 背番号とポジションを混同しない:三笘の9番、堂安の8番、久保の11番は大会を振り返る際の目印になりますが、背番号だけでは先発・控えや実際の役割までは判断できません。
- 所属クラブには基準日がある:「2022年W杯当時の所属」と「2026年現在の所属」は別の情報です。選手のキャリアを比較するなら、いつ時点の情報かを必ず確認しましょう。
また、2022年大会の評価では、ドイツ戦とスペイン戦の勝利だけでなく、コスタリカ戦の敗戦とクロアチア戦のPK負けも合わせて見ることが大切です。勝利した試合の得点者や交代策だけでなく、勝ち点の推移、相手の守備、選手起用の違いまで確認すると、森保監督のチームづくりをより立体的に理解できます。
JFAの公式メンバー表は背番号と当時の所属クラブを確認する基準資料となり、大会の試合記録は実際の出場選手や得点経過を確かめる資料になります。選手名の一覧と試合の記録を照らし合わせることが、2022年の日本代表を正確に振り返るための基本です。
【前回ワールドカップ日本 2022 メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2022年カタールW杯の日本代表は何人でしたか?
A1:最終登録メンバーは26人です。当初発表されたメンバーから中山雄太が負傷で離脱し、町野修斗が追加招集されました。
Q2:2022年W杯の日本代表で10番を着けていた選手は誰ですか?
A2:南野拓実です。当時はフランスのASモナコに所属していました。三笘薫は9番、堂安律は8番、久保建英は11番でした。
Q3:中山雄太が離脱した理由は何ですか?
A3:負傷です。JFAは2022年11月8日に、中山が怪我のため大会に参加せず、町野修斗を代わりに招集すると発表しました。
Q4:町野修斗はなぜ追加招集されたのですか?
A4:中山雄太の負傷離脱に伴う選手変更です。町野は2022年7月のEAFF E-1サッカー選手権で得点を重ねており、湘南ベルマーレ所属のFWとして本大会メンバーに加わりました。
Q5:日本代表はドイツ、コスタリカ、スペインと対戦して何勝しましたか?
A5:グループステージは2勝1敗でした。ドイツに2-1で勝利、コスタリカに0-1で敗れ、スペインに2-1で勝利しています。勝ち点6でグループEを首位通過しました。
Q6:2022年W杯の日本代表はベスト8に進出しましたか?
A6:ベスト8には進出していません。決勝トーナメント1回戦でクロアチアと1-1で引き分け、PK戦で1-3と敗れてベスト16で大会を終えました。
まとめ:2022年カタールW杯の日本代表26人を振り返る
前回ワールドカップにあたる2022年カタール大会の日本代表は、森保一監督のもとで26人が最終登録されました。背番号や当時の所属クラブを確認すると、欧州で経験を積んだ選手と国内組、ベテランと若い攻撃陣が組み合わさったチーム構成が見えてきます。
大会直前の中山雄太の負傷離脱と町野修斗の追加招集は、最終メンバーを確認するうえで重要なポイントです。試合ではドイツとスペインを破り、グループEを首位で突破。一方、コスタリカ戦では敗れ、クロアチアとのPK戦で敗退しました。
2026年から2022年の日本代表を振り返るなら、選手名だけでなく、最終登録の経緯、背番号、当時の所属クラブ、実際の試合で果たした役割を組み合わせて見ることが大切です。公式記録を基準に整理することで、あの大会の結果と、選手たちがその後に歩んできたキャリアの両方をより正確に理解できます。 (出典: 前回 ワールドカップ 日本 2022 メンバー(Yahoo!ニュース))