2026年の関東大学ラグビーリーグ戦は、東海大学と東洋大学が首位を争い、流通経済大学が追う展開となっています。10月18日の第4戦終了時点では、東海大が勝ち点24で1位、東洋大が23で2位。大学選手権への出場権が懸かる上位争いに加え、1部残留を目指すチームの戦いも終盤に向けて熱を帯びています。
リーグ戦を楽しむうえで押さえておきたいのは、最新順位だけではありません。2026年度の勝ち点制度、1部・2部の違い、入替戦の条件、関東大学対抗戦との違いを理解すれば、1試合の結果がシーズン全体に与える影響まで見えてきます。ここでは、関東ラグビーフットボール協会の公式資料、日本ラグビーフットボール協会の大会発表、日刊スポーツの順位・試合情報、J SPORTSの配信予定をもとに、2026年10月22日時点の状況を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 最新順位:10月18日終了時点で東海大学が勝ち点24、東洋大学が23、流通経済大学が18で続く。
- 勝ち点の仕組み:2026年度の公式規定は勝ち5点、引き分け3点、負け1点。ボーナスポイントも順位を左右する。
- 今後の注目:10月25日に東海大対流通経済大、関東学院大対東洋大などが行われ、大学選手権出場争いがさらに動く可能性がある。
【2026年10月22日時点】関東大学リーグ戦1部の最新順位表
2026年度の関東大学リーグ戦1部には、東海大学、東洋大学、関東学院大学、流通経済大学、立正大学、法政大学、日本大学、専修大学の8校が所属しています。各校が総当たりで対戦し、全7試合の勝ち点によって順位を競います。
関東ラグビーフットボール協会の2026-2027年度公式星取表と、日刊スポーツが掲載する順位表を確認すると、10月18日の試合終了時点の勢力図は次のとおりです。
| 順位 | 大学 | 勝ち点 | 試合 | 勝・分・敗 | 得点 | 失点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 東海大学 | 24 | 4 | 4・0・0 | 238 | 106 |
| 2位 | 東洋大学 | 23 | 4 | 4・0・0 | 274 | 63 |
| 3位 | 流通経済大学 | 18 | 4 | 3・0・1 | 169 | 111 |
| 4位 | 関東学院大学 | 12 | 4 | 1・1・2 | 96 | 97 |
| 5位 | 日本大学 | 10 | 4 | 1・1・2 | 136 | 174 |
| 6位 | 立正大学 | 8 | 4 | 1・0・3 | 79 | 122 |
| 7位 | 専修大学 | 8 | 4 | 1・0・3 | 78 | 226 |
| 8位 | 法政大学 | 4 | 4 | 0・0・4 | 84 | 255 |
※2026年10月18日の第4戦終了時点。勝ち点・勝敗・得失点は公表された順位情報に基づく。シーズン途中の順位であり、最終順位ではありません。
注目は、東海大と東洋大がともに4戦全勝でありながら、勝ち点で1点差がついていることです。東海大は勝ち点24、東洋大は23。勝利数だけを見れば並んでいますが、ボーナスポイントの獲得状況によって差が生まれています。
さらに、東洋大は4試合で274得点、失点63。東海大も238得点を挙げており、両校とも攻守の安定感が際立ちます。3位の流通経済大は勝ち点18で、首位争いに食い込める位置を維持しています。
一方、勝ち点8で並ぶ立正大と専修大、勝ち点4の法政大にとっては、残り試合での巻き返しが重要です。リーグ戦は勝ち点の差がそのまま順位に直結するため、勝敗だけでなく得失点やボーナスポイントも追う必要があります。
【2026年の日程・試合結果】10月25日から終盤戦へ
2026年度の関東大学リーグ戦1部は、9月13日に開幕し、11月29日まで続く予定です。10月18日の試合を終え、各校は4試合を消化。残り3試合の結果が、優勝争いと大学選手権出場、残留争いを左右します。
まず、ここまでの主な試合結果を振り返ります。
- 9月13日:東洋大43-29日本大、東海大62-29専修大、関東学院大40-21法政大、流通経済大31-20立正大。
- 9月20日:東洋大87-0専修大、立正大23-5関東学院大、流通経済大57-26法政大。
- 9月22日:東海大76-38日本大。
- 10月4日:東海大57-15法政大、東洋大43-12立正大、日本大40-26流通経済大、専修大24-22関東学院大。
- 10月18日:東海大43-24立正大、東洋大101-22法政大、日本大29-29関東学院大、流通経済大55-25専修大。
10月18日は東洋大が法政大から101得点を奪い、東海大も立正大を破りました。流通経済大は専修大に勝利し、3位をキープ。一方、日本大と関東学院大は29-29で引き分け、勝ち点を分け合っています。
今後の1部の日程で、特に注目したいのが10月25日です。
- 10月25日(日)11時30分:日本大学-法政大学
- 10月25日(日)13時00分:関東学院大学-東洋大学
- 10月25日(日)14時00分:東海大学-流通経済大学
- 10月25日(日)14時00分:立正大学-専修大学
11月は14日に専修大対法政大、関東学院大対東海大、15日に立正大対日本大、東洋大対流通経済大が予定されています。28日には日本大対専修大、最終週の29日には関東学院大対流通経済大、東海大対東洋大、法政大対立正大が組まれています。
とりわけ、10月25日の東海大対流通経済大は、首位チームと3位チームの対戦です。東海大が勝てば優勝争いを優位に進められますが、流通経済大が勝てば上位の差が縮まります。同日の関東学院大対東洋大も、上位2校の行方を占う重要な一戦です。
なお、日程やキックオフ時刻は変更される場合があります。観戦前には関東ラグビーフットボール協会の公式日程を確認してください。
【大学ラグビーの勝ち点の仕組み】勝敗だけでは順位が決まらない
関東大学リーグ戦で順位を読むとき、見落としやすいのが勝ち点制度です。2026-2027年度の関東ラグビーフットボール協会公式星取表には、勝ち5点、引き分け3点、負け1点という配点が記載されています。過去のシーズンや古い解説にある「勝ち4点・引き分け2点・負け0点」という数字を、2026年度にそのまま当てはめないよう注意が必要です。
基本の配点に加え、試合内容に応じたボーナスポイントがあります。公式規定の要点は次のとおりです。
- 勝利:勝ち点5。
- 引き分け:勝ち点3。
- 敗戦:勝ち点1。
- 7点差以内の敗戦:勝ち点を1点追加。
- 3トライ差以上での勝利:勝ち点を1点追加。
この仕組みでは、勝ったチームだけでなく、僅差で敗れたチームにも勝ち点を積み上げる機会があります。逆に、大差で勝ってもボーナスポイントの条件を満たせなければ、勝ち点の上積みは限られます。
たとえば、勝ち点5の勝利に3トライ差以上のボーナスが加われば、1試合で勝ち点6を獲得できます。東海大が勝ち点24、東洋大が23となっている背景を理解するには、単純な勝ち数だけでなく、こうした追加点まで確認する必要があります。
勝ち点が並んだ場合も、順位が自動的に同じになるわけではありません。2026年度の公式規定では、まず全試合の勝利数を比較し、その後、当該チーム同士の勝ち点や得失点差、全試合の得失点差、総トライ数、トライ後のゴール数など、定められた順番で順位を決定します。
つまり、終盤戦では「勝ったか、負けたか」だけでなく、「何点差で勝ったか」「どれだけトライを取ったか」「相手にどれだけ得点を許したか」までが意味を持ちます。順位表を読むときは、勝ち点と勝敗、得失点をセットで確認するのが基本です。
【関東大学リーグ戦1部・2部の違い】入替戦がシーズンの緊張感を生む
関東大学リーグ戦は、1部から下位の部までカテゴリーが分かれています。1部と2部はいずれも8校で構成され、秋季リーグ戦で総当たりの対戦を行います。両者の違いは単なる所属カテゴリーだけではありません。1部は全国大学選手権への出場権を争う舞台であると同時に、下位校には2部降格の可能性があるため、シーズンの目標が複数に分かれます。
2026年度の2部には、大東文化大学、中央大学、山梨学院大学、白鷗大学、國學院大學、拓殖大学、朝鮮大学校、国士舘大学が所属しています。関東ラグビーフットボール協会が公表した10月11日時点の星取表では、山梨学院大が勝ち点22、中央大が21、大東文化大が20で上位につけています。2部の順位争いも、上位昇格と下位残留の両面から目が離せません。
1部と2部の間には入替戦が設けられています。基本的な対戦関係は、1部7位と2部2位、1部8位と2部1位です。2部上位校にとっては1部昇格への機会となり、1部下位校にとっては翌シーズンの所属を守るための重要な試合になります。
入替戦では、レギュラーシーズンの順位だけで昇降格が確定するわけではありません。関東大学ラグビーフットボール連盟の競技細則では、入替戦の勝敗によって昇降格を決め、引き分けの場合は上位カテゴリーのチームが残留する取り扱いが示されています。ボーナスポイントは入替戦の勝敗判定には含まれません。
もう一つ、混同されやすいのが「関東大学対抗戦」との違いです。対抗戦Aグループとリーグ戦1部は、同じ関東の大学ラグビーであっても別々の大会です。対抗戦Aには明治大学、早稲田大学、帝京大学、慶應義塾大学、筑波大学などが所属し、リーグ戦1部には東海大学、東洋大学、流通経済大学、関東学院大学などが所属しています。
両大会は、それぞれ独立して順位を決め、全国大学選手権への出場枠も別に設けられています。したがって、対抗戦の順位表とリーグ戦の順位表を一つのランキングとして比較するのは適切ではありません。大学選手権の出場条件を確認するときも、所属グループごとの枠を分けて考える必要があります。
【東海大・東洋大・流通経済大・関東学院大】注目4校の現在地
2026年度のリーグ戦1部を追うなら、首位を争う東海大と東洋大、追走する流通経済大、そして上位進出を狙う関東学院大の動向を押さえておきたいところです。
東海大学:10月18日まで4戦全勝で、勝ち点24の首位に立っています。9月の専修大戦で62-29、日本大戦で76-38、10月4日の法政大戦で57-15、10月18日の立正大戦で43-24と勝利を重ねました。次の流通経済大戦は、首位の勢いを測る重要な試合です。
東洋大学:こちらも4戦全勝で、勝ち点23の2位。274得点、失点63という数字は、攻撃力だけでなく失点の少なさも示しています。専修大を87-0で破った試合に加え、10月18日には法政大に101-22で勝利。次の関東学院大戦、11月の流通経済大戦、そして最終週の東海大戦が大きな山場となります。
流通経済大学:4試合で3勝1敗、勝ち点18の3位です。10月4日に日本大に26-40で敗れたものの、10月18日には専修大に55-25で勝ち、上位争いに踏みとどまりました。10月25日の東海大戦で勝利できれば、首位争いに大きな影響を与える可能性があります。
関東学院大学:10月18日時点では1勝1分2敗、勝ち点12で4位です。10月4日の専修大戦では22-24と惜敗し、18日の日本大戦では29-29で引き分けました。勝ち点を積み上げる余地は残されており、10月25日の東洋大戦が重要な試金石になります。
注目したいのは、各校の現在の順位だけでなく、残り試合の相手関係です。東海大と東洋大は直接対決を残しており、流通経済大も両校との試合が控えています。上位校同士の直接対決は、勝ち点を獲得するチームと失うチームが同時に生まれるため、順位の変動幅が大きくなりやすい試合です。
一方、関東学院大や日本大など中位のチームは、上位校との試合で勝ち点を奪うことができれば、大学選手権出場争いに影響を与えるだけでなく、最終順位を押し上げる可能性もあります。残り試合の対戦カードを確認しながら順位表を見ると、単なる勝敗速報以上の面白さが見えてきます。
【大学選手権の出場条件・放送配信】順位争いの先にあるもの
関東大学リーグ戦1部の大きな目標の一つが、全国大学ラグビーフットボール選手権大会への出場です。日本ラグビーフットボール協会が2026年10月22日に発表した第63回大会の概要によると、関東大学リーグ戦1部からは上位3校が出場します。
この3枠は、リーグ戦の最終順位と直結します。1部優勝校は大学選手権の準々決勝から出場し、2位と3位のチームは3回戦からの出場となります。つまり、リーグ戦の優勝争いだけでなく、3位以内を確保するための争いにも大きな意味があります。
第63回全国大学選手権は、2026年11月22日に1回戦、11月29日に2回戦、12月13日に3回戦が予定されています。準々決勝は12月19日・20日、準決勝は2027年1月2日、決勝は1月10日に開催される予定です。大会の放送・配信予定については、日本ラグビーフットボール協会が今後改めて発表するとしています。
大学ラグビーのリーグ戦をテレビやインターネットで観戦したい場合は、J SPORTSの放送・配信予定が確認先になります。2026年10月25日は、日本大対法政大、東海大対流通経済大、立正大対専修大などの配信が案内されています。関東学院大対東洋大についても配信予定が掲載されており、試合によって生中継と録画配信が分かれています。
ただし、J SPORTSオンデマンドの配信予定と、テレビチャンネルでの放送予定は同じとは限りません。視聴前には試合名、開始時刻、ライブ配信か録画配信かを確認することが大切です。配信内容や放送スケジュールは変更される場合もあります。
試合結果を追うだけなら、関東ラグビーフットボール協会の公式日程・結果や星取表が便利です。試合を映像で見たい場合はJ SPORTSの配信予定、大学選手権の出場条件や大会日程を確認したい場合は日本ラグビーフットボール協会の公式発表、と目的に応じて情報源を使い分けると、情報を効率よく整理できます。
【大学ラグビーリーグ戦】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の関東大学リーグ戦1部で首位なのはどの大学ですか? A1:10月18日の第4戦終了時点では、東海大学が勝ち点24で首位です。東洋大学が23点で2位、流通経済大学が18点で3位につけています。残り試合によって順位は変動します。
Q2:大学ラグビーのリーグ戦では、勝ち点はどのように計算しますか? A2:2026年度の関東大学リーグ戦1部では、勝利5点、引き分け3点、敗戦1点が基本です。さらに、7点差以内で敗れた場合や、3トライ差以上で勝利した場合には、条件に応じてボーナスポイントが加算されます。
Q3:関東大学リーグ戦から大学選手権には何校が出場できますか? A3:第63回全国大学選手権では、関東大学リーグ戦1部の上位3校が出場します。1位は準々決勝から、2位と3位は3回戦からの出場となるため、優勝争いと3位以内の争いの両方が重要です。
Q4:大学ラグビーのリーグ戦はどこで配信されますか? A4:J SPORTSの放送・配信予定で、関東大学リーグ戦の対象試合を確認できます。ライブ配信と録画配信の区別があるため、観戦したい試合の開始時刻と配信形式を事前に確認してください。
【プロの結論】順位表は勝ち点・残り対戦・大学選手権枠の3点で読む
2026年の関東大学ラグビーリーグ戦は、東海大学と東洋大学が首位を争い、流通経済大学が追いかける構図です。ただし、現在の順位だけで最終結果を予測することはできません。両校の直接対決や上位校同士の試合が残っており、勝ち点とボーナスポイントの積み上げによって状況が変わる可能性があります。
リーグ戦をより深く楽しむために、確認しておきたい判断基準は3つです。第一に、勝敗だけでなく勝ち点とボーナスポイントを見ること。第二に、順位表と残りの日程を照らし合わせ、上位校同士の直接対決を把握すること。第三に、大学選手権の出場枠と入替戦の条件を理解し、各校が何を目標に戦っているのかを考えることです。
特に2026年度は、10月25日の東海大対流通経済大、関東学院大対東洋大が大きな注目カードとなります。さらに、11月の東洋大対流通経済大、最終週の東海大対東洋大まで、優勝争いを左右する試合が続きます。順位表の数字だけでなく、得点差や残り対戦、大学選手権につながる順位条件まで追うことで、大学ラグビーのリーグ戦は一段と立体的に見えてきます。
最新の試合結果や順位は、関東ラグビーフットボール協会の公式情報を基準に確認し、観戦予定の試合はJ SPORTSの放送・配信予定でチェックする。この2つを習慣にすれば、リーグ戦の順位争いから大学選手権まで、2026年シーズンの動きを無理なく追いかけられます。 (出典: 大学 ラグビー リーグ 戦(Yahoo!ニュース))