2026年のサッカー日本代表とブラジル代表の対戦は、ワールドカップの劇的な逆転劇と、11月の再戦という2つの大きな話題で注目を集めています。FIFAワールドカップ2026のラウンド32では、日本が佐野海舟のゴールで先制したものの、カゼミーロとガブリエウ・マルティネッリの得点によって1-2で敗戦。日本はベスト16進出を逃しました。日本サッカー協会(JFA)の公式記録でも、この試合結果と得点経過が確認できます。
そして、次のブラジル戦は2026年11月14日(土)。会場はシンガポール・ナショナルスタジアムで、テレビ朝日系の全国ネット生中継とU-NEXTの無料ライブ配信が予定されています。この記事では、W杯での試合経過、シュート数や期待得点(xG)、田中碧のボールロストをめぐる評価、再戦の視聴方法まで、公式発表と試合データをもとに整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- W杯の結果:2026年6月29日(現地時間)、ブラジルが日本に2-1で逆転勝利。佐野海舟が先制しましたが、後半に2失点しました。
- 敗因を示す数字:シュート数はブラジル19本、日本5本。ボール支配率も69%対31%で、攻撃機会の差が表れました。
- 再戦日程:11月14日(土)19時15分キックオフ予定。テレビ朝日系で生中継、U-NEXTで無料ライブ配信・見逃し配信が予定されています。
【試合結果】ブラジル対日本は2-1!W杯ラウンド32で何が起きたのか
2026年6月29日、アメリカのヒューストン・スタジアムで行われたFIFAワールドカップのラウンド32。日本は前半に先制し、ブラジルを相手にリードを保って試合を進めました。しかし、後半に入るとブラジルが攻勢を強め、56分に同点ゴール。試合終了間際の90+5分にはマルティネッリが決勝点を決め、ブラジルが2-1で勝利しました。
この結果、日本は決勝トーナメント1回戦で敗退。W杯のノックアウトステージで初めてベスト16の壁を越えるという目標は、今回も達成できませんでした。一方のブラジルは、先制を許した試合をひっくり返してラウンド16へ進出しています。
日本にとって悔やまれるのは、前半のリードを最後まで守り切れなかったことだけではありません。試合全体のスタッツを見ると、後半に攻め込まれた時間帯だけでなく、90分を通した攻撃回数や相手ゴール前への進入にも大きな差がありました。スコアは1点差でも、試合内容には複数の課題が残りました。
【得点経過】佐野海舟の先制からマルティネッリの決勝点までを時系列で整理
この試合の流れを理解するうえで、3つの得点場面は欠かせません。日本がブラジルのパスを奪って先制した一方、ブラジルは後半の攻撃強化と終盤のボール奪取から勝利をつかみました。JFAの公式試合記録とOpta Analystのマッチレポートをもとに、重要な場面を整理します。
| 時間 | 得点・プレー | 試合への影響 |
|---|---|---|
| 29分 | 佐野海舟が先制ゴール | 相手のパスをインターセプトし、日本が0-1とリード。 |
| 56分 | カゼミーロが同点ゴール | ガブリエウ・マガリャンイスのクロスを頭で合わせ、1-1。 |
| 90+5分 | ガブリエウ・マルティネッリが決勝点 | 終盤のボール奪取から攻撃がつながり、ブラジルが2-1。 |
29分:佐野海舟の先制ゴール
先制点は、日本がブラジルのビルドアップに圧力をかけたことから生まれました。Opta Analystによると、佐野はダニーロのパスをインターセプトし、カゼミーロをかわしてペナルティーエリア手前からシュート。ボールはゴール左下に決まりました。相手のミスを見逃さず、ボール奪取を得点に結びつけた場面です。
56分:カゼミーロの同点ゴール
後半、ブラジルは攻撃の圧力を高めます。56分にはガブリエウ・マガリャンイスが供給したボールにカゼミーロが頭で合わせ、1-1。日本はリードを失い、残り時間を通じて再びゴールを奪われないための対応を迫られました。
90+5分:マルティネッリが決勝点
試合終了が迫った時間帯、日本の田中碧が自陣ペナルティーエリア付近でボールを失い、ブラジルの攻撃につながりました。ラヤンからボールを受けたブルーノ・ギマランイスがマルティネッリへパスを送り、マルティネッリがシュートを決めました。日本は土壇場で失点し、1-2で敗れました。
この決勝点は、単純な個人のミスだけで説明できるものではありません。ボールを失った後の守備対応、周囲のカバー、相手の前進を止める判断まで含めて振り返る必要があります。個々のプレーを検証することと、選手一人に敗戦の責任を集中させることは別の問題です。
【シュート数・xG・スタッツ】数字が示した日本代表の苦戦
ブラジル対日本のスタッツで特に目立つのは、シュート数とボール支配率の差です。Opta Analystが掲載したデータでは、ブラジルはシュート19本、日本は5本。枠内シュートはブラジル7本、日本2本でした。ボール支配率はブラジル69%、日本31%で、ブラジルが試合の主導権を握る時間が長かったことが分かります。
ボール支配率
ブラジル
日本
総シュート数
ブラジル
日本
枠内シュート
ブラジル
日本
期待得点(xG)
ブラジル
日本
出典:Opta Analystの試合分析。xGはシュート位置や状況などから得点確率を推定する指標です。
xG(Expected Goals、期待得点)は、シュートが得点につながる可能性をモデルで評価した数値です。Opta Analystのデータでは、ブラジルが1.72、日本が0.23。実際の得点数だけでなく、両チームが作り出したチャンスの質にも大きな差があったことを示しています。
なお、xGは計算モデルやデータ提供元によって数値が異なります。別の試合データサービスではブラジル2.07、日本0.33という数値も掲載されています。これは、xGが公式スコアのように唯一の確定値を持つ指標ではないためです。数字を比較するときは、同じ提供元のデータを使うことが基本になります。
どちらのデータを見ても、ブラジルが19本のシュートを放ったのに対し、日本は5本にとどまったという構図は変わりません。日本は少ないチャンスを得点につなげた一方、試合を通じて攻撃を繰り返すだけの時間と機会を十分に確保できませんでした。
【敗因を分析】日本代表はなぜ逆転されたのか?田中碧のボールロストを検証
日本代表の敗因を考える際、終盤の失点場面は避けて通れません。しかし、試合全体の数字と流れを合わせて見ると、論点は田中碧のボールロストだけではありません。ブラジルの攻撃をどこで止めるか、ボールを奪った後にどう保持するか、そして終盤にどれだけ相手陣内で時間を使えるかという複数の課題が浮かびます。
1. 攻撃の回数を確保できなかった
ブラジルは19本のシュートを放ち、日本は5本。日本のボール支配率も31%でした。守備に追われる時間が長くなると、ボールを奪っても味方の押し上げを待つ余裕がなくなり、攻撃を継続しにくくなります。前線でボールを保持できなければ、相手に再び攻撃される回数も増えます。今回の数字は、日本が守備だけでなく、攻撃への切り替えでも苦しんだことを示唆しています。
2. 後半のブラジルに対応しきれなかった
日本は前半を1-0で終えましたが、後半56分にカゼミーロのヘディングで同点に追いつかれました。ブラジルは後半に攻撃の圧力を強め、同点後もゴールを狙い続けました。日本はリードを守るだけでなく、相手の攻撃をいなして自分たちの時間を作る必要がありましたが、試合終盤まで十分に流れを引き戻せませんでした。
3. 田中碧のミスが決勝点の起点になった
田中碧は途中出場後、試合終了間際に自陣ペナルティーエリア付近でボールを奪われ、マルティネッリの決勝点につながるプレーに関与しました。日刊スポーツは、試合後の田中が涙を流し、取材に応じられなかったと報じています。大きな失点につながったプレーであることは確かですが、そこだけを切り取って選手の能力全体を評価するのは適切ではありません。
終盤の守備では、ボール保持者の判断だけでなく、パスコースを消す味方の位置、奪われた瞬間のプレス、最終ラインのカバーも結果を左右します。個人のミスを修正することに加え、プレッシャーがかかる局面で安全にボールを動かす仕組みを整えられるかが、再戦に向けた検証ポイントです。
4. 守備の奮闘と攻撃機会の少なさは両立する
日本は先制点を奪い、前半にはブラジルの攻撃をしのいでリードを守りました。しかし、最終的なシュート数は5本にとどまりました。守備で粘り強く対応できた時間があったことと、試合全体で十分な攻撃機会を作れなかったことは、矛盾しません。ブラジル相手に競り合うためには、守備の強度を保ちながら、ボールを奪った後の前進と攻撃の出口を増やす必要があります。
【11月14日の再戦】日本対ブラジルはいつ、どこで見られる?
次の日本代表対ブラジル代表は、2026年11月14日(土)にシンガポールで開催される国際大会「MIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPORE」の一戦です。JFAの発表によると、会場はシンガポール・ナショナルスタジアム。キックオフはシンガポール現地時間18時15分、日本時間19時15分の予定です。
試合日
キックオフ予定
シンガポール現地時間 18:15
会場
カラン地区、シンガポール
テレビ放送
テレビ朝日の番組案内では18:30から放送予定
ネット配信
見逃し配信も予定
出典:JFA、U-NEXT公式発表、テレビ朝日サッカー番組案内。放送予定は変更される場合があります。
テレビで見るなら、テレビ朝日系の番組情報を確認しましょう。 テレビ朝日のサッカー番組案内では、11月14日18時30分からの放送が掲載されています。試合開始は19時15分予定のため、キックオフ前の番組も含めて視聴したい場合は、当日の番組表を確認しておくと安心です。
スマートフォンやパソコンで見るなら、U-NEXTが選択肢です。 U-NEXTは大会全4試合のライブ配信を発表しており、日本対ブラジル戦については無料配信と見逃し配信を予定しています。利用する端末で視聴できるか、配信ページや当日の案内を事前に確認しておくとよいでしょう。
また、今回の大会はW杯のようなノックアウト方式の再戦ではありません。JFAの大会案内では、各試合は90分で終了し、延長戦やPK戦は行わず、最終順位も決定しない形式とされています。したがって、11月のブラジル戦はW杯の敗戦を受けた注目の再戦である一方、別の大会形式で行われる一戦です。
【再戦の注目点】日本代表はブラジル戦で何を変えるべきか
11月14日の再戦で最も注目したいのは、W杯で露呈した攻撃機会の少なさを改善できるかどうかです。6月の対戦では、日本は先制点を奪ったものの、総シュート数でブラジルを大きく下回りました。相手の攻撃を耐えるだけでなく、ボールを奪った後に前線へつなぎ、相手陣内でプレーする時間を増やせるかが重要になります。
注目点1:前線でボールを保持する時間
ブラジルのように個人技とパスワークを兼ね備えたチームを相手に、守備の時間が長くなりすぎると、選手の消耗が進みます。前線でボールを収め、味方の押し上げを待てる場面を増やせれば、守備陣が整う時間を作りやすくなります。シュート数だけでなく、ボール奪取後のパスが何本つながったか、相手陣内でどれだけプレーできたかにも注目です。
注目点2:終盤のリスク管理
W杯の決勝点は、試合終了間際のボールロストから生まれました。再戦では、疲労が蓄積する時間帯にどのようなパスを選ぶか、危険な位置でボールを失った際に誰がカバーするかがポイントになります。攻撃を急ぐ場面と、ボールを保持して試合を落ち着かせる場面を使い分けられるかが問われます。
注目点3:セットプレーと決定機の質
6月の試合では、日本のxGはOpta Analystのデータで0.23でした。チャンスの総数を増やすことに加えて、ゴール前でより得点確率の高いシュートを作れるかも課題です。セットプレー、サイドからのクロス、中央での連係など、限られた攻撃機会をどれだけ質の高いシュートに結びつけられるかを見たいところです。
なお、11月の再戦にW杯の結果をそのまま当てはめることはできません。大会の位置づけ、招集メンバー、コンディション、交代選手の起用によって試合展開は変わります。6月の敗戦を分析することは重要ですが、次の試合では新たな条件のもとで、どのような改善が見られるかを確認する必要があります。
【ブラジル対日本】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ブラジル対日本のW杯2026の試合結果は?
A1:2026年6月29日(現地時間)に行われたラウンド32で、ブラジルが日本に2-1で勝利しました。日本は29分に佐野海舟が先制しましたが、56分にカゼミーロ、90+5分にガブリエウ・マルティネッリが得点しました。
Q2:日本対ブラジルの再戦はいつ、何時から?
A2:2026年11月14日(土)、日本時間19時15分キックオフ予定です。会場はシンガポール・ナショナルスタジアムで、シンガポール現地時間では18時15分の予定です。
Q3:ブラジル戦はテレビ放送・配信で無料視聴できる?
A3:テレビ朝日系の全国ネット生中継が予定されています。インターネットではU-NEXTが無料ライブ配信と見逃し配信を発表しています。テレビ朝日の番組案内では18時30分からの放送予定が掲載されています。
Q4:ブラジル戦の日本代表の敗因は田中碧のミスだけ?
A4:いいえ。田中碧のボールロストが決勝点の起点になったことは報じられていますが、試合全体ではシュート数19対5、ボール支配率69%対31%と、ブラジルが攻撃機会で上回りました。終盤の一つのミスに加え、攻撃の継続性や守備から攻撃への切り替えも検証すべきポイントです。
まとめ:ブラジル対日本の結果から11月14日の再戦を読み解く
2026年のブラジル対日本は、W杯ラウンド32での2-1の逆転負けと、11月14日のシンガポールでの再戦という2つの観点から押さえておきたい対戦です。6月の試合では佐野海舟が先制したものの、カゼミーロの同点弾、マルティネッリの決勝点で日本は敗退しました。シュート数やxGの差は、得点場面だけでなく、試合を通して作れた攻撃機会にも課題があったことを示しています。
次のブラジル戦は、11月14日(土)19時15分キックオフ予定。テレビ朝日系の生中継とU-NEXTの無料ライブ配信が予定されています。視聴方法を確認しておきたい人は、放送当日の番組表と配信案内をチェックしておきましょう。
再戦で見るべきなのは、W杯の敗戦を繰り返すかどうかという単純な勝敗予想ではありません。ボールを奪った後の前進、シュート機会の創出、終盤のリスク管理など、日本代表が6月の課題にどこまで対応できるかです。ブラジルという世界トップクラスの相手に対し、どのような修正を見せるのか。11月の一戦は、その変化を確かめる機会になります。 (出典: ブラジル 対 日本(Yahoo!ニュース))